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「被ばく線量確認サイト」開設 [・メディアとニュース]

米国防総省は
日本国内の「被ばく線量確認サイト」を開設しました。


これは
東日本大震災の支援活動に参加した
アメリカ軍の兵士や日本にいたその家族などが対象になっています。


対象地域は
震災後に支援活動が行われた場所や在日アメリカ軍基地など13箇所です。


このサイトを利用すると
原発事故の影響による被ばく線量の推定値を確認できるようになっています。


すなわち
震災翌日から2か月の間の全身の被ばく線量と甲状腺の被ばく線量が
推定値で年齢層ごとに調べられるようになっています。


具体的には
17歳以上の男女で最も被ばく線量が高いと推定されるのは
13箇所のうち原発に最も近い仙台市とされていて
2か月間の全身の被ばく線量は1.2ミリシーベルト
甲状腺の被ばく線量は12ミリシーベルトと推定されているそうです。


ただし
この数値は
1日24時間の間
屋外で激しい運動を続けた場合の推定値だそうで
健康への影響が懸念されるレベルではないと説明されているそうです


さらに
国防総省は
日本国内にいるおよそ7万人を対象に
震災後にいた場所などを報告すれば
個人の被ばく線量の推定値を確認できるよう
今年中に整備することにしているともしています。



国防総省はまた
「(福島第1原発)事故に関連した被ばく線量と
それに伴う健康上のリスクは低い」とし
長期的な健康状態のモニタリングは行わないようです。


同時に国防総省は
年末までに被ばく線量の最終的な推計をまとめる方針も明らかにしました。



さて
このニュースを知った我々日本人の心の内はどうでしょうか?

・何でも隠したがる日本政府とは大違いだ!
・当事国の日本政府も手を付けていないことをするなんて凄い!
・収集したデータの優れた活用例を見せてもらった!
・13箇所は米国人の居た場所に限られているが
 その他の危険な場所のデータは日本政府には渡っている?

復旧・復興の掛け声と共に
13兆円という莫大な予算が組まれましたが
被災地では一向に復旧作業は捗っては居ないようです。

国が違うと対応がこれほど違うのだ!と
改めて政治システムや政治家の質など色々と考えてしまいますね。

つぎの衆議院選挙のときの
国民の投票行動は確実に変わるのでしょうね?


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